MR.死生観”中山敦士”先生の新連載です
●雑感とか
中山敦士先生と言えば、ヤンジャン読者としては『ねじまきカギュー』でしょう
人によって様々な感想があると思われるこの作品ですが…
個人的には『カギュー』は色んな意味で
『ジャンプ漫画の究極の到達点の一つ』と呼ぶにふさわしい作品だと思ってます
掲載誌こそヤンジャンなれど、ここまでジャンプ漫画としてのベクトルの高みに到達した作品が他にあろうかと…?
まぁそっちを語りだすと終わらないんで……要するにお気に入りっつーわけっすよ
●感想とか
とは言ってもやはり第1話なんでそこまでの感想はないんすけど
77Pというページ数の暴力でバトルシーンは見開き連発!…っつー感じで良かったっすね
新連載だけあってイャンパクトは十分です
というか一番言いたいのは
ジイ…お前、さっそく死んでまうんかい……
アンタ、0話で
命にかえてもお護りします…!って決意してたやないかい…
そんで
さすがにワシの筋肉でも歯が立ちますまい…ッって冷静な戦力分析も出来てたじゃあないっすか…
まぁジイより強い鬼人様が仲間になった(?)ので、ええとしょ!!
まぁ問題点(?)としては、1話見る分にはこっからどういうストーリーになるのかがまったく理解らないんですが
ヤンジャン公式サイトのあらすじによると
時代は、源平合戦で『平氏』が『源氏』に逆転大勝利したパラレル鎌倉時代!てな感じのストーリーになるらしい…
舞台は、現在より夜が暗く…妖魔蔓延(はびこ)る日本列島!!
不治の病(?)に侵された平家の姫は、「不死」を求める旅に出る。道中、出会ったのは…800年以上生きているという不死身の男だった。しかし男は生き過ぎたせいか(?)人生に悲観し自殺を繰り返す引き篭もり。「生きたい!」と願う元気娘。「死にたい!」と願う厭世家。対照的で似た者同士。そんな二人は生・逝きる為、生と死の境界であるという西の伝説「黄泉比良坂」へと向うことになるのだが!!?
鬼才・中山敦支が贈る不死鬼(ふしぎ)と不治姫(ふしぎ)のデス・ロードッ!
「黄泉比良坂」を目指す二人の旅が始まるということか…何か天竺を目指す『西遊記』的なフィールを感じます
ただ、敵はそこら辺にいる物の怪だけでなく、ちよを探している平家の人間たちもいるわけで
「ちよたちは黄泉平坂を目指して西に進む」的なストーリーになりそうですなぁ
「平家の人間たちも、ちよを探して西へ進む」
つまりハサミ討ちの形になるな…
というか
不治の病(?)っつー表記はどういうことなんだ?
『不治の病』と断言してはいかんということはやっぱり何か秘密があるのか…
ひょっとして、ちよが高所から落ちてるのに普通に生きてるあたり
もう既に不死身だったりして…
まぁその辺はただの漫画補正かもしれませんけどね、そもそもこれで死んでたら『勝ったッ!うらたろう完!』だし
う~~ん、ちよが不死身になろうとするのはいいんですが
何とかして不治の病を治してから不死身にならないと
彼みたいなことになってしまうんじゃあないかとチョイと心配ですね。
鬼人様も鬼人様で『不死身ゆえに生に対して絶望し、自分を殺してくれる人を待っている』という意味で言うと
ギルティ勢としてはレイヴンと似てるなぁ…って思った次第で
まぁ『パクりやん!』とか言うつもりじゃあないですがね…別にレイヴンがこの手のハシリってわけでもねーだろーし
ただ鬼人様もレイヴンみたいにドMに目覚めてなくて良かったと安心するばかりです
でも鬼人様の決め台詞(?)が自分の大好きな台詞だったのでオッケーです!!!スーを差し上げます!!!
『その意気やよし』まさにこの言葉こそがこの漫画への俺の評価です
作者の心意気、それが『気に入ったーーーッ!!』って感じで
2話目にも期待です、0話で出てたアヤシイ敵キャラっぽい男も気になるなぁ
スポンサーリンク
※あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね
ブログに「コメント」しようとするって事は
内容次第では「削除」されるかもしれないという危険を
常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…