
※02/23:内容を追記修正
プロフィール
名前:ロベルト・ハイドン
種族:新天界人
所属:ロベルト十団のトップ
能力:「理想を現実に変える能力」+「神器」
目的:世界の消滅
幼いころに信じていた仲間の人間たちから裏切られ
バケモノ扱いされたことから人間を全て消そうと画策する
序盤~中盤における最強の敵(※)であり、その能力は間違いなく作中最強の能力である
※ラスボスである「アノン」については後述
理想を現実に変える能力
作中の能力者は全て”○○を××に変える能力”を持つ
その中でロベルトが選んだ能力は……

この説明だけだと”自由自在な現実改変能力”にも聞こえるが当然、制約も存在する
①:対象の物質が本来持つ性能・性質を理想的に強化する能力である
⇒例として
「絶対に割れないシャボン玉」
「ひっくり返しても中身がこぼれないティーカップ」
「何でも切れるナイフ」
「ひっくり返しても中身がこぼれないティーカップ」
「何でも切れるナイフ」
などを作り出せる
②:生物には使えない
③:能力を行使する限定条件として一度使用する度に寿命を1年消費する
④:一度に理想的にできる性能・性質は限りがある
⇒作中で明確な解説があったわけではないが、ラストバトルの描写からそう推測できる
⇒例としてラストバトル時の場合「絶対に命中し、絶対に壊されない弾」は作れない
⇒「絶対に命中する弾」or「絶対に壊されない弾」のどちらかなら作れる
異常なまでに強いこの能力だが名前の凄さの割に意外と制約は多い
特に寿命を消費するという限定条件は、作中どの能力と比べても異常に重い
まさにハイリスク・ハイリターンな能力の極みと言えるだろう
しかし、逆に言えば寿命さえ消費すれば問題なく能力を使えるわけで……
対戦相手からすれば「相手に何らかの方法で限定条件を破らせて能力を無効化する(※)」
という戦術が取れないことになる
※例:ポケットに手を入れている間だけ○○できる⇒ポケットを破く
こうなるともはやロベルトの寿命が尽きるのを待つしかないが、ロベルトは天界人である
天界人が何歳くらいまで寿命があるのかは明らかにされていない以上
もう勝つ手段はほとんどないと言っていいだろう
この時点でかなり強いが天才であるロベルトの能力はこれだけでは終わらない、更なる能力とは…
レベル2の能力「重力操作」
”能力を極める”ことで追加される更なる能力、レベル2
少しややこしいが”理想を現実に変える能力”の対象になったものが触れた物体の重力を自由に操作できる
作中では落ちてきた巨大なガレキを軽くして無効化するなどの使い方をした
なお、天才であるロベルトは初バトルからすでにレベル2を使用していた。
この時点でもう反則的に強いが天界人であるロベルトにはもう一つの能力がある、それが…
神器
神器とは1~10まである天界人特有の能力である
修行によって文字通り”自身のレベルを上げる”ことで習得できる能力であり
1から順に簡単に説明すると…
①鉄(くろがね):巨大な弾丸を発射する
②威風堂堂(フード):巨大な盾を出す
③快刀乱麻(ランマ):巨大な刀を出す
④唯我独尊(マッシュ):相手をかみ砕く巨大な顔を出す
⑤百鬼夜行(ピック):一点集中の突きの攻撃
⑥電光石火(ライカ):地上限定の高速移動能力
⑦旅人(ガリバー):相手を閉じ込める箱
⑧波花(なみはな):自在に曲がる鞭
⑨花鳥風月(セイクー):空中飛行能力
⑩魔王(まおう):地平線までの全てを消し飛ばす最強の技
これらを使用できる、もちろん後半ほど習得は難しい
主人公である植木は厳しい修行によってストーリー最終盤までにようやく全て習得したが
やはり天才のロベルトは少なくともストーリー中盤時点には全て習得していた。
これら”10の神器”と”理想を現実に変える能力”を融合させた
理想的な神器で戦うのがロベルトの戦闘スタイル
ロベルトにかかればこっちの攻撃は必中、相手の攻撃は絶対防御などは朝飯前である
ロベルトvs植木
1戦目:ロベルトの勝ち
⇒植木の担当神候補であるコバセンが反則を犯してまで植木を助けたため植木は無事生存
2戦目:引き分け
⇒ロベルトが本気を出そうとしたところで一次試験が終了、戦いは中止となった
なおこの後、植木との闘いから人間を学んだことにより
ロベルトは世界を本当に消してもいいのか迷うことになるが…
ラスボス「アノン」について
なんとロベルトが改心しそうになった途端、突如現れたアノンと勝負することに
結果強すぎるアノン相手にわずか8分でやられてしまい、ロベルトはアノンに吸収されてしまう
吸収したものの能力を得るというアノンの特性により、アノンはロベルトの能力を全て引き継いだ
このことから名目上、ラスボスこそアノンだが…
”10個の神器&理想を現実に変える能力”が実質的なラスボスといっても過言ではないだろう
植木はどうやってアノンに勝ったのか?
いきなり結論から言うと
植木が自身のレベル2能力”無効化能力(リバース)”に目覚めたから勝てた
正直あまりに強すぎるので「もう無効化するしかなかったんじゃね?」感は否めない…
とはいえこれで終わらないのが”理想を現実に変える能力”の凄いところ
なんと植木が無効化能力を使っても”神器の徹底維持”を理想とすれば無効化されないのだ
代償として威力こそ通常時に比べて落ちるが、まさに最強の能力である

さしもの植木もこの評価である
というわけで植木の法則のラストバトルは
理想の現実化 vs 能力の無効化
というチートをチートで洗うがごたる、まさに究極の能力者対決と言えるでしょう
ロベルト総評
作中のパワーバランスを完全にブチ壊すほどの、異常なまでに強すぎる能力
それに見合った重すぎる限定条件
作中トップクラスの天才
その特異なキャラクター性
能力を見せつけるためだけに寿命を1年消費してこぼれないティーカップを作ってしまうお茶目さ
改心した途端、ポット出のラスボスに吸収されるという運のなさ
そして序盤から最後まで植木に立ちはだかる”理想を現実に変える能力”
まさに最強の能力者と呼ぶにふさわしいでしょう、いいキャラしてますわぁ~
こんだけネタバレしといてアレですが「うえきの法則」、未読の方に是非オススメです
※同じく「チート級の最強能力を持つが、主人公が終盤に目覚めたリセット能力に負けた」キャラクター
スポンサーリンク
※あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね
ブログに「コメント」しようとするって事は
内容次第では「削除」されるかもしれないという危険を
常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…