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※2022/09/19:内容を追記修正



↑の配信から抜粋

個人的にニューカペナドラフトが明らかに他の環境よりも勝率が良くないので、なんとか参考にさせていただこうかな……と


行弘先生に感謝

前置き:やりたい色について

  • この環境でやりたい色は白青黒赤の2つ
  • やれたら一番強いのは【白青】、ただし人気過ぎてやれる確率も低い

【白青】
  • テーマである「カウンター関係のシナジーが優秀、自らカウンターを置けるカードが偉い

11111

  • 特に白青マルチの3枚、《天界の整調者》《風変わりなペット》《大都市の天使》はカウンターシナジーが発揮できると非常にディ・モールト強力
2222

  • 【白】は最強コモンの《鼓舞する監視者》を有するのがデカい
  • シブい所で言えば《粋な盾仲間》や《斡旋屋一家の新入り》などもまぁまぁ強く、生物が大体プレイアブルで安定しやすい
36

  • 【青】は白と比べるやや使いにくいカードが多いものの、それでも白青で使った時にシナジーがあるカードが多いし、フライヤーも揃ってる



【黒赤】
  • その【白青】に対抗できうるカラーこそが【黒赤】
  • しかも人気カラーの【白青】と違って全く人気が無いので、組みやすさでは白青を上回るのが利点
行弘
「色の強さ的にも黒赤は白青にそんなに負けてないな、って感じるので」
「【黒赤はかなり強力なアーキタイプかな、って思ってます」

  • 【黒赤】の利点は「黒の安さ」、確定除去の《殺害マーダー》すらダブシンという色拘束を理由に結構流れてきがち
  • 《死の偽装》があるのでコンバットも結構強い、《堕落した廷臣》なんかを戻せると理想
cardimage
▲キメられた時は基本、ドエラいことになるコンボ

  • 黒のプレイアブルカード自体は少ないが、それでも安いので流れてきやすいのが利点
  • 赤も同様に扱いにくいカードが多いものの、やはり不人気カラーなので絞殺すら流れてきがち
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  • マルチは2マナコモンの《殺人魔》が強力、それが【黒赤】の強さの要因として大きい
  • 自身の能力で大きく育つこと、そして《不本意な雇用アクトのような他デッキでは使いにくいカードの点数を上げてくれるのが《殺人魔》の強み
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ドラフトは【2強環境】の方がやりやすい
  • 2強環境の方が、「取りあえず自分がやりたい色を決めて、そっちが無理な時はもう片方の色に乗り換え…」という動きができて勝率が安定しやすい

乗り換えの例:その①
  • 【白青】狙いで青のカードからピック ⇒ 白青が無理そうなので【黒赤】に乗り換え ⇒ 最終的に黒赤+青の【グリクシス】になる

乗り換えの例:その②
  • 【黒赤】狙いで黒のカードからピック ⇒ 黒は取れたけど赤のカードが来ないから青と白を取って【エスパー】を狙う

※つまり、【白青or黒赤をベースにしてデッキを作るとこの環境は安定しやすい

【白青】ベースの場合
  • 3色目に黒を足して【エスパー】、あるいは緑を足して【バント

【黒赤】ベースの場合
  • 3色目に緑を足して【ジャンド】 、あるいは青を足して【グリクシス

デッキ紹介

【グリクシス】(黒赤ベース)
  • 《殺人魔》が居れば《不本意な雇用アクト》が「ダメージソース&確定除去」という、かなり強力なカードに化ける
  • 《着火》などの犠牲カード、《橋桁のうすのろ》などの奇襲カードも他デッキと比べて《殺人魔》が育ってくれるのでより強く使える
  • 青を足す最大の利点は「グリクシス3色アンコの強さ」、《死体鑑定士》、《妖艶な泥棒、コルメラ》、《貴顕廊一家の魔除けグリクシスチャーム》とアンコのマルチ3枚がどれもメチャクチャ強力
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▲特に《死体鑑定士》《コルメラ》の2枚は、理解りやすくアドを取ってくる




【バント】(青白ベース)
  • 前述通り、自分にカウンターが載るカードを採用して《天界の整調者》を強力に使うのが主な勝ちパターン
  • 《捨て石の従僕》や魚トークンなど、サクりやすい軽い生物を耳打ち屋上の迷惑の犠牲のタネにして押し込むのも戦略として大事
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  • 基本的にこの環境は地上がワチャワチャしがち、それを無視できるフライヤーが多いのも【白青】の利点
  • 《警備の抜け道》はあんまりオススメしない、この環境は生物へ対処できるカードが意識されているのでいわゆる「オーラ戦略」は安定しにくい(※生物を強化するなら装備品などのアド損しないものを使う方がベター)
  • スパーラの審判者はマナサポコモンサイクルの中でも一番強い、基本的にこのサイクルはマナベース目当てで投入することになるがコイツはその中でも普通に強いのでバントをやるなら絶対1枚は入れたい
4
▲カード単体の強さとしては「バント>グリクシス>その他」by賢ちゃん
行弘
「スパーラの審判者は単純に結構強くて」
「バントの押し込んでく戦略に合ってる」



【ジャンド】(黒赤ベース)
  • 黒赤ベースとしては、可能ならジャンドより【グリクシスの方が良い
  • なので、ジャンドになる時は《産業のタイタン》などの「ボムレアが取れた時」、あるいは卓にジャンドが誰も居なくて「マルチが流れまくってくる時」がオススメ
  • ジャンドをやるとしても、ほぼ【黒赤タッチ緑】にして《土建組一家の魔除けジャンドチャームだけを投入するとかが理想形っちゃ理想形になってくる
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▲ボムレア投入 or ごく少量のタッチというのがジャンドの理想

  • アンコマルチの《作業員の上長》の扱いが難しいのもネック、「3ターン目に出ないと弱いのに、3色マルチなので出しにくい」という自己矛盾をかかえているのがキツい
  • ただ、頭でっかち過ぎるので上手く《果敢な逃亡》と組み合わせると5点ファーストでシャクりやすいという謎シナジーはあったりする(※果敢な逃亡自体もほぼアンプレなのが悩みどころだが…)
jip@jipj



【ナヤ】(※唯一、青白ベースにも赤黒ベースにもできない)
  • 基本やりたくない、理由は「赤緑ベースでも白緑ベースでもどっちも弱い」から
  • やるとしたら「とんでもないレアがある時」か、「ナヤのカードが流れまくって来て、もう卓の流れ的にナヤをやるしかない時」くらい
  • そもそも、カラーリング的に【赤緑】も【白緑】もアドバンテージを取る手段が無い
  • しかも、地上生物が大半なせいで相手のフライヤーにライフレースで負けがちなのがキツい
  • なおかつ「重いカード」も多いので、この環境だと勝つ要素が薄い

※一応、下のランク帯ならバットリが上手く作用して勝てることもあるのでそこまでダメではない
  • ただし、これもランクが上がってくると相手も上手くなって「生物で相打ちをしてくれなくなって、バットリの構え損になったりすることが多い

※ナヤの弱みの1つに「勝ち方が分かりにくい」という理由もある
  • 例えば、【白青】には「飛行ビート」、【黒赤】には「サクリファイス」という理解りやすい勝ちパターンがある
  • それに対し、ナヤカラーは「どうやって勝つのか」がイマイチ漠然としている
  • 上述通り「アドを取れない」ので、生物を横並べしたとしても膠着したら相手にアド差で負けたり、押しきれなかった時にフラット負けしたり……とそういう負け方も多い
行弘
「カードパワーが高い時に行って『カードパワーで押しつぶす』くらいじゃないと基本的に勝たんっていう」




【エスパー】(青白ベース)
  • 3色マルチが強い、具体的には《苦悶の占い師、クェザ》がかなり強力
  • 《クェザ》が流れてきた時はエスパーに行く指針となる
cardimage

行弘
「逆に《クェザ以外からは、あんまりエスパーに入らない

  • 結局、エスパーもベースは青白】、なので最弱になることはない
行弘
最弱はナヤとジャンドっす、俺の中で」

※行弘ランクとしてはこの様な順位になる
  1. バント、グリクシス(2強)
  2. エスパー(中間)
  3. ナヤ、ジャンド(最弱)
  • エスパーが真ん中な理由としては、緑と違って「①サイズに乏しい」、基本的に青白ベースにタッチ黒なので「②《殺害マーダーがほぼ使えず、黒の旨味が薄い」の2点
  • ちなみに《殺害マーダー目当てで青黒ベースを狙うのは悪手、それだと途中からグリクシスに行った時に黒赤の優秀カードが使えなくなってしまう
  • なので、エスパーは基本【白青】ベースにして「黒のオイシイところだけをつまむ」のが理想
コメント​
「黒3マナの生物回収のコモン(屍体の掘り起こし)をよく見るのだけど強い??ダイヤモンド帯入って増えたような」

行弘
「《屍体の掘り起こしはかなり入ります
「コレか、《悪党の展示場》のどっちか」
「でも《悪党の展示場の方がかなり強いです、正直」

ghl
▲どちらも墓地から複数枚の生物を回収できる

  • 上記の2枚だと、基本的に《悪党の展示場の方が回収枚数が多いので強力
  • 《屍体の掘り起こし》は自分のライブラリを掘ってしまうのが意外とデメリットとして響いて来がち、引きたいスペルが落ちた時がキツい
  • 黒が入ってるデッキの時点で「一気に押し込むデッキ」ではなく「じっくり勝負するデッキ」になりがちなのも大きい、リソース勝負になった所で墓地回収はデカい(回収前提でボムレアを1回は雑に使えたりする)
  • なので、ゴリゴリに押し込みまくるデッキの場合は墓地回収はそんなに入らないが、そうでないなら1枚はどっちかの墓地回収が入ってると嬉しい

「多色土地」はどれくらいの優先度で取る?

行弘
「土地は結構、意識して取ってほしくて」

  • 多色土地の目安は3~5枚、それに加えて1枚は”マナサポコモンサイクル”が1枚あると安定する
  • 逆に多色土地が「6枚以上」だと、今度はタップインのデメリットの方が気になってくるので注意
  • 色が合ってる多色土地の優先度は「そのデッキによっぽど入れたいカード」と大体、同じくらいの優先度になる
  • 例えば黒赤系のデッキなら、《交渉の難航》《橋桁のうすのろ》《絞殺》《プラズマの操作手》辺りと多色土地を天秤にかけることになる
yholgilg

  • ↑くらいの性能スペックのカードなら「多色土地が少なければ多色土地を優先、スペルが少なければスペルを優先」という優先度になる、逆にそれ以外のカードなら多色土地優先でもいいくらい
  • なお、この環境はマナフラしがちなので、同じ多色土地でも「3色フェッチランド」よりは「サクりドロー付き2色土地の方が優先度が高い
  • サクりドロー土地はマナフラ対策として2枚ほど欲しい

7勝できるデッキのパターンとは?

①:ボムレアが入ってる

②:アグロ戦略が上手くいってる

③:アドバンテージがムチャクチャ取れる
  • 上記3パターンのどれかに当てはまり、かつ「デッキコンセプトがハッキリしてる」ことが重要

例:グリクシスt緑(パターン③)
  • 《死体鑑定士》と《土建組一家の魔除けジャンドチャーム》が各3枚ずつ入ってて、メチャクチャアドが取れる
行弘
「これはもうメチャクチャアドバンテージが取れたんで」
「単純にアドバンテージ差だけで勝てる、みたいなね」
「《死体鑑定士》ってカードと《土建組一家の魔除けジャンドチャーム》ってカード、どっちもメチャクチャ強いからね

各色、強力アンコ紹介&ランキング

【白アンコ】

《市民の鉄梃》
  • 白アンコどころか、全アンコの中でもトップ3に入る
  • 普通に2ターン目に出しても良いし、残ったら置物破壊になるし、装備品としても便利

《照光の巨匠》
  • 単に2/1/1ダブストとして使ってもいいし、ちょっとシナジーがあるだけでも活躍してくれる

《痛烈な一撃》《魔道士の従者》《舞い降りる守護者》
  • 上2枚よりは落ちるが3枚とも同じくらいの強さ、「まぁまぁ」くらい

※強さとしては上から
  1. 市民の鉄梃
  2. 《照光の巨匠》
  3. 《痛烈な一撃》《魔道士の従者》《舞い降りる守護者》



【青アンコ】

《とんずら》
  • まぁまぁ使える

《フェアリーの荒らし屋》《超能力すり》《枠乱のいかさま師》
  • かなり強い、《いかさま師》だけ他2枚より少し落ちるがこの3枚が青アンコトップ3
  • どれも+1/+1/カウンターが載るのが偉い、どのデッキタイプにも入る汎用性もある

《耳打ち》
  • 犠牲スペルの中ではアドが取れるので強力

《翼盾の工作員》
  • 単純に3/2/3盾持ちの時点で便利、飛行付与もベネ

《一蹴》
  • バウンス呪文として強力

《魚の餌になる》
  • 強力ではあるが、青ダブシンなのがどうしても響いてくる
  • 他にトップコモンや良アンコがあったらそっちを取るかも

※強さとしては上から
  1. フェアリーの荒らし屋》《超能力すり
  2. 《枠乱のいかさま師》
  3. 《一蹴》《翼盾の工作員》
  4. 《魚の餌になる》《とんずら》《耳打ち》



【黒アンコ】

《忌まわしい印章》
  • 強い、犠牲スペルなので《不本意な雇用アクト》との相性もいい

《ラフィーンの口封じ》
  • 謀議が便利、かつ場持ちも良い

《悪党の展示場》
  • メチャクチャ強い、大体3枚回収できるからちょっとグダった時に便利

《夜の棍棒使い》
  • これもかなり強い、他のアンコより結構抜けてる(というかワントップ)
  • 黒を使ってると白の《鼓舞する監視者》や《集まる群衆》がキツかったりする、そいつらがタフ1なのでそこに対応できるのがデカい
行弘
「正直、《殺害マーダーとか単純な除去より強い

《薄暮の刻み獣》
  • 宝物がある程度出るデッキで使うと強い
  • というか、宝物無しに7マナまで出すのは結構キツい

※強さとしては上から
  1. 夜の棍棒使い
  2. 《鞭打》
  3. 《ラフィーンの口封じ》《忌まわしい印章》

※《悪党の展示場》と《薄暮の刻み獣》に関しては、強力ではあるがデッキ次第な面もあるのでランキングにはしにくい



【赤アンコ】

《土建組一家の調達者》
  • 抜けて強い、一番使いやすくて点数も高い
  • 序盤から圧をかけれて死んでも色マナサポートになるし、後半なら奇襲で打点&ドローにもなってくれるのがベネ

《プロの招聘》
  • 盾貫通は偉い

不本意な雇用アクト
  • 【黒赤】をやるなら必須パーツ

※強さとしては上から
  1. 土建組一家の調達者
  2. 《プロの招聘》《不本意な雇用アクト
  3. 《喧嘩腰の拳闘士》《松明吹き》



【緑アンコ】
  • アンプレがほぼ無いのが特徴、ただ逆に「ブチ抜けて強い奴というのも居ない
  • 決して弱くはないが「指針となるアンコが少ないのがネック、そういう意味でも【白青】か【黒赤】を目指してピックすることになりやすい

《洗練された随員》
  • アーキの中心になってくれるので、緑アンコの中だと使いやすい部類
  • ただ、コイツが中心になるデッキが【ナヤ】なので、デッキ的には強くならないのが残念
  • バント】に入れるのも悪くはないが、バントは飛行ビートになりやすいのでそんなに団結を達成できないのが悩みどころ

《害獣の声》
  • コイツも強い方、ただやはり地上ビートはこの環境では受からない

《用心棒の荒事》
  • そういう意味では除去のこのカードが一番裏目が少ない
  • 条件を満たせば1マナで撃てて、しかも環境的に「墓地を肥やさない追放除去」というのもありがたい

《掃除係》
  • 単純に6/6/6というサイズが良い、置物破壊モードもボムエンチャの対処に使えて便利

《毒の目利き》
  • 強いは強い、ただ2マナ域なので早めに取ってしまうのも考え物
  • 上手くハマってくれた時は強い

※強さとしては上から
  1. 掃除係》《用心棒の荒事
  2. 《土建組一家の囮》《害獣の声》《洗練された随員》
  3. 《無所属の筋肉達磨》《豪勢な献酒》



※番外編【2色マルチアンコ】

《ロウクスの保安員》(赤緑)
  • 2色マルチアンコの中で、多分一番弱い

《鍛冶場の親方》(黒赤)
  • まぁ悪くない方

《致命的遺恨》(黒赤)
  • こっちは《親方》と違って使いにくい

抜けて強いコモン紹介

【単色編】

《鼓舞する監視者》
  • 説明不要のトップオブトップ

《こだまの検察官》《宝石泥棒》
  • 次点、単色ならこの3枚がトップ3になる

《ラフィーンの密通者》《殺害マーダー》《絞殺》
  • やや落ちるが、この辺を3~4手目までに取っておきたい



【多色編】

《天界の整調者》《殺人魔》
  • どちらも【白青】と【黒赤】という、2強アーキに大きく貢献してくれるカード
  • ワンチャン《殺人魔》は安く流れてくる可能性もあるし、1週期待で放流するのもナシではないが、取れるか取れないかでデッキパワーが大きく変わるので注意

※この2枚以外の2色コモンは、なんなら「流れてきたら取る」くらいの感じ
  • 例えば《市民の奉仕者》なんかは強いことは強いが入るデッキがかなり限られてくる
  • 流れてきたのを取る分には良いが、《市民の奉仕者》を「高く取るのはなるべく避けたい

「見たら取れ!!」クラスのボムレア紹介

【白】
  • 《大衆蜂起》《聖域の番人》

【青】
  • 《全知の調停者》《溜め池のクラーケン》

【黒】
  • 他と比べるとあんま強くないけど《しつこい負け犬》《強請る大入道》《血生臭いスパイ》《屍体洗浄屋》辺りがまぁプレイアブルな方

【赤】
  • 《顔壊しのプロ》《異端の法務官、ウラブラスク》

【緑】
  • 《産業のタイタン》《作業場の戦長》《狩りに出るビビアン》《八百長試合》
  • 《祝祭の出迎え》はデッキ次第な面もあるが強い

【多色】
  • 《斡旋屋一家の隆盛》《敵意ある乗っ取り》の2枚がバケモン
  • それ以外だと《策謀の予見者、ラフィーン》《欲深き者、エヴリン》《ジアトラの特使》《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》《解脱の魂》《宴の結節点、ジェトミア》辺りがクソ強

【無色】
  • 《未認可霊柩車》は特定のデッキを積ませられる
  • 最速2ターン目から出してもサイズが偉いことになるのが偉い

※上記に挙げたこいつらは「他にどんなアンコがあっても取った方が良い」レベルのカード
  • しかし、デッキ次第ではこれら以外も全然強い
  • ナヤなら《白熱のアリア》《舞台座一家の隆盛》、ジャンドなら《豪火を放て》など
行弘
「(この環境の)レアはどれも強いんで、この辺のレアと付き合いたくないから早く敵を倒すことが大事

  • その早く倒してくるデッキ(+普通のデッキ)に強いのが《斡旋屋一家の隆盛》《敵意ある乗っ取り》の2枚
行弘
「《斡旋屋一家の隆盛》はまぁ……強いね、鬼強い
「超押してくる相手でもテンポ取られない限り、基本的に置いてる側が絶対勝つから」
「《敵意ある乗っ取り》はもう…ヤバイ盤面でもすぐ返せるから」

  • もはや、高ランク帯でグリクシスと当たると常に敵意ある乗っ取りをケアしながら動いた方が良いまである(タフ4以上を2体出す…など)

白青、黒赤で取りたいカード指南

【白青】
  • 生物はカウンターシナジーがあるもの、あとフライヤー
  • スペルは《屋上の迷惑》《証人保護》《かき消し》など押し込みに使えるカード

【黒赤】
  • 犠牲&生贄のタネとして《堕落した廷臣》がアツい(最近コイツの点数が高い by賢ちゃん)
  • その《廷臣》と相性が良い《死の偽装》も欲しい
  • 《プラズマの操作手》《騒乱の巡回者》《橋桁のうすのろ》辺りの奇襲カード
  • 機知ある怨怒取り》も欲しい、コイツ自体のパンチ力はそんなにだが「団結能力の1点ダメージ」がチリ積もで効いてくる
  • 《盗み癖》みたいなオーラ系は個人的にはあんまり入れない、入れる枠が無いから

※これらを守って【白青】か【黒赤】をベースに組むと安定しやすい
行弘
どっちかが強いのでオススメです、どっちでも良いですけど」

質問コーナー的な

赤緑ベースはどうやったら強くなる?
  • 赤緑ベースはレアが強い時しか勝たない
  • 赤緑の宿命で地上ビートになって押し切れないのがキツい
  • 利点としては、多色化しやすいので「色んな多色レアが採用できる」のが強み
  • ただ、そういう多色デッキで7勝できるかと言うとそれはそれで難しい(行っても6勝…など)
  • 例えば、【ナヤデッキに不本意な雇用アクト&犠牲カードを投入し、それらをピンポイントで上手く噛み合わせるなどの工夫が必要
capture930
▲ナヤに「アクト2枚+犠牲除去2枚+オブ」を投入して7勝する賢ちゃん
  • 特にナヤデッキだと相手側のデカブツに困る事も多い、そこを無理やり《不本意な雇用アクト》で何とかできるという意味でもシナジーは大きい
行弘
「ナヤだけど”やってることはラクドスの延長”というか」

《早抜きの短剣》の有効な使い方
  • ランクが上がってくるとそう易々と《短剣》ではシャクレなくなってくる、そこで使い方として「警戒持ち」と組み合わせるとベネ
  • 警戒持ちを放置するとひたすらダメージを入れられる事になるので相手としては生物で相打ちにしてきがち、そこを《短剣》でオイシくいただく
  • 言わずもがな、最強コモンの《宝石泥棒》と組み合わせたい
行弘
「最初の方はメッチャ(探検の)評価高かったんだけど、今は結構低くて」
「白緑、赤緑が個人的にやらなくなってるのもあって、評価下がってます」

ボムレアエンチャントの処理はどうすれば?
  • 確かにボムエンチャの対処は難しい、だからこそさっさとゲームを終わらせる早いデッキが強い
行弘
「エンチャントを対処するんじゃなくて『相手を速やかに倒すことで対処する』っていうのが結構強くて」

hiojpjo
▲出されたら大体、頭を抱えるボムエンチャ3枚
  • 例えば、【黒赤白青もどっちもゲームスピードが早い、だから相手のレアゲーに付き合うことも少ないのが強みの1つ
  • 特に【白青】の場合は打ち消し呪文カウンターも投入できるし、フライヤーや盾持ちが多くて相手と戦闘をズラせるのが強み

ド3色デッキのマナベースはどうすればいい?
  • 8:7:7」、「8:7:6」、「8:8:6」辺りを目安にしたい
  • というか、そもそも基本的にド3色にならないように気を付けてピックしたい
  • カードパワーに釣られてムリに多色カードを取らないように注意、まぁ気を付けてもなる時はなってしまうので仕方ないが…
  • 土地を頑張ってピックして多色化を目指す」か、「多少カードパワーを落としてでも多色化を避けて安定させるか」は悩みどころ

(ニューカペナに限らず)「2マナ以下の生物」は最低何枚欲しい?
  • ガチの最低限なら4枚、できれば5枚、除去とか込みで6枚が理想、
  • 2マナ以下の生物だけで6枚以上になってくると、今度は引きすぎた時に弱いので注意
  • また、「相手の2マナ域を止めれない1マナ生物」は入れる意味が無い、逆に1マナ0/4の《斡旋屋一家の新入り》とかは相手の2マナ域を止めれるので入れる価値がある
  • 同様に「2マナ域としか相打ちが取れない2マナ生物」なんかも正直入れたくない、逆に2マナ2/2の《土建組一家の新入り》は自身に接死付与できるので高マナ域とも相打ちできて役目がある
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▲どちらも「自身より高いマナ域」のカードを止めれるのが利点

  • もっと言うと「後から引いた時に弱い2マナ生物」を入れるのもなるべく避けたい
  • 例えば、上記の《斡旋屋一家の新入り》&《土建組一家の新入り》なんかは後半に引いてもまだ何かしらできるが、《裏通りの暴れ者なんかを複数枚投入すると後半に引いた時に何もしないのがキツい
454

一見強そうだけど、実は弱いカードは?
  • 盗聴とかはアンプレ寄り、一見アド取れそうに見えるけどそういう環境じゃあない
  • 敵意ある乗っ取り以外のラスもちょっと怪しい、そういうのを撃つ環境じゃなさそう

番外編:「ド3色になりにくいピックのやり方」について

  • 色事故回避のコツは「2マナ以下のカードは2色以内で統一する」こと
行弘
序盤にタッチの色のカードとか入れちゃうと、急に回らなくなったりする
「僕は結構、そういう風にドラフトする」
「(自分が)勝ってるデッキ全部に当てはまってるでしょ?」
このパターンで7勝してるパターンが多いんで、多分理論的にはあってるのかな~って」
負けてる時はやっぱ序盤の色がグチャってるよね、ド3とか結構多いんで…」
「まぁ、ド3でも勝つことはあるんで一概には言えないですけど」

  • 以下の【エスパー】のように「1~2マナ域のカードは白と青のみに絞り、「3マナ以降のカードに黒のカードも混ぜると事故りにくくなる(↓)
capture934
▲《染みついた耽溺》は2マナだが、そもそも2ターン目に打つカードではないので問題にはならない

  • こっちの【グリクシス】も1~2マナは黒と赤のカードに絞り、3マナ以降に青のカードを投入している(↓)
capture935

  • まずは【白青】か【黒赤】をベースに組み、それを軸にデッキを作れば「低マナ域は白青 or 黒赤のカード以外取らないでおこう」となるのでピックの指針が立てやすくなる
行弘
「白青ベースか黒赤ベースを守っていくと、基本的にこういう風なドラフトになっていくと思うんで」
「まぁ、そこはちょっと意識してもいいのかなって」

※なお、このテクニックに関してはニューカペナに限った話ではないので他環境でも狙っていける


⇐=To Be Continued


※リミテで勝てない人、必見!!


※リミテデッキを多色化するなら、コレだけは守れ!!












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2022-11-19

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