※2022/09/19:内容を追記修正
https://www.mildom.com/playback/12454380/12454380-c84a93daks9fsugg95l0
↑の配信から抜粋(02:51:00ごろから)
原根先生に感謝
コメント
「こういうデッキ(シールドの4色デッキ)組めない…」
原根
「どっかでやらんとね、一生組めん」
「最初の方は無茶してしまって結構、負けるんだけど『どれくらいまでだったらやれるのか』みたいな感覚を身に着けていかないと」
「トライしなかったら一生組めんから、どっかでやった方が良いとは思うけど」
「それをやった方が強いプールもあるから」
「いくつかルールがあるから、それさえ守れれば」
①:「メインは2色」という構成は守る(ド3色はダメ)
- リミテのデッキは「土地17枚、かつ基本土地が大半」という制約があるので、ド3色にしてしまうと回りにくい
- 多色化すると言っても「メイン2色+タッチ」の構成は崩さず、「メインカラーのマナが8:8出る」という土地配分は下回らないようにすべし
※ただし、例外として「多色土地が豊富で基本土地を相当減らせる環境」なら話が別
- 直近だとIKO環境などが該当するか
②:3色目以降は「追加する枚数」と「マナソース数」を大事にする
- 原根メソッドでは「追加する枚数+2」がマナソース数の目安、例えば黒いカードを2枚タッチするなら沼は4枚分投入…など
- かと言ってタッチ枚数を増やし過ぎると当然事故率が上がるので、理想は「カード1枚:マナソース3枚」で抑えておきたい
※別配信時のタッチ時の土地枚数解説(↓)
原根
「こんだけ守れてれば取りあえずデッキになるけどな、大体」
「あとは何か、細かいテクがあるくらいかな」
- 2色以上の色をタッチしたい場合、《ネットワーク端末》のような”好きな色を出せるマナファクト”が有ればなお良し

▲ NEOのマナファクトはルーターとしても使える
- ただし、マナファクトをスペル枠でデッキに投入すると”スペルを減らしてマナソースを増やしている”ので当然マナフラッドしやすくなってしまうのに注意
- スペル枠を減らしたくないなら【スペル22:マナソース19】など「デッキ枚数を41枚以上にする」のもアリ
- デッキ枚数を40枚に抑えたいなら「土地自体を削ってその枠にマナファクトを入れる」という手もあるが、それはそれで「土地の枚数が減って色事故しやすくなる」という本末転倒な事態になりかねないので注意
原根
「俺はあんまり”40枚教”じゃないんで、こういう時はスペル1枚足して【スペル22:土地18~19】みたいな手法を取る」
「そこは宗教かな、(デッキを増やすか土地を削るかは)好きにしたらいいと思ってる」
③:タッチするカードの性質を理解すべし
- タッチしたカードは規定ターン(=理想的なターン)に出せない事が多い為、タッチするのは「唱えるのが遅れても効力が望めるカード」が望ましい
- そもそもの話だが、”ボムレア”や”強力な除去”と言った優秀カード以外をタッチする意味は薄い
- そのルールに乗っ取って言うと「軽量生物のタッチ」はダブルの理由でアウト(遅れたら弱い&そもそも強くない)
- 例外的に、軽量生物でも《現実チップ》や《現実の設計者、タメシ》などの”強力なシステムクリーチャー”ならOK

▲ どちらもアドを稼げるボムレア、かつ出すのが遅れても強力
原根
「ゲーム後半、6~8ターン目に出してもちゃんと効力が出るものを入れる」
「今回タッチしてんのもそんな感じだから(闇叫び+タメシ)、むしろ後半の方が強い」
「『3マナなんだけど後半の方が役に立つ』みたいなカードを選んでタッチしてるから」

▲ むしろ最速で出す意味はほぼ無いだろう
【例】《せし郎師匠の伝承》はタッチに値するか?
- 《せし郎》自体は優良コモンだが、「最速5ターン目に着地してこそバリューを発揮するテンポカード」なのでタッチには適していない

▲ 優秀なカードだが、それは緑メインのデッキで使ってこそ
- 時には《せし郎》をタッチせざるを得ないほどカードプールが弱い事もあるが、そういう時はもう歯を食いしばってタッチするしかない
原根
「(せし郎をタッチする時は)これくらいせんと勝てんか…っていう諦めの元で」
④:色が増えるごとに”事故率”は飛躍的に上がる
- 同じ”多色”と言えど、「3色」と「4色」と「5色」の間の安定感は天地の差がある
- 特に《未知なる安息地》のような「場に出た時に色を宣言する土地」や、《進化する未開地》《地勢》などの「基本地形をサーチするカード」にマナソースを頼っている時に顕著
▲ 多色化に貢献してくれるが、1色しか出せない
- 4色以上の多色デッキでマナソースをこれらのカードに頼ると「出ない色のカードを引いた時」の裏目がデカすぎる
- 実際に使ってみると”どっちかの色しか持ってこれない”のは想定以上に厄介、「沼か山か悩んで山を選んだら、黒いカードを引いて何もできずにそのまま終わりました」という事も少なくない
- マナファクトなどの「全色が出せるマナソース」を”複数枚”使っている時は4色でも比較的安定するが、《未開地》や《地勢》しか無いなら3色に抑えておく方が無難
原根
「この考えは結構大事だね、なんか無意味に色膨らませる人居るから」
「『どうせ多色なら3色も4色も変わらんやろ』みたいな感じで…」
「変わるッ!! 変わらんワケがない」
「『色が少なければ少ないほどその分、安定性の面では有利』っていうのがMTGで絶対付きまとう問題なんで」
「闇雲に色は増やさない、必ずバリューがある時だけ」
EX:多色デッキにおける様々なルール
原根「ちょっとパターンがいっぱいあって難しいんだけど、色々ルールがあってね」
※多色化する時の”カードの優先順位”について
- 多色デッキには《小手の使い魔》などの「後半に引いた時に壁にしかならない小型クリーチャー」は、なるべく入れない方が良い

▲”多色デッキの後半のカード”としては物足りない
原根
「これはちょっと感覚的に理解りづらい部分で、必要になるケースもあるから難しい所なんだけど」
「(多色デッキには)極力入れない方が良い、こういうの」
- 何故なら、多色デッキは基本的にコントロールの様な「ゲームレンジの長いデッキ」になりがちだから(というか”多色ビートダウン”なんてまず組めない)
- 相手の攻めを捌いて目論見通りにゲームレンジを引き延ばせたとしても、後半に引いたのが《小手の使い魔》ではせっかくゲームを引き延ばしたバリューが無い
- 最悪、単なる壁として使うにしても【2/1】と貧弱なサイズのせいで前半に減らされたライフをそのまま詰め切られかねない
- その為、多色化する際の低マナ域は《神憑く相棒》や《ウイルスの甲虫》などの「後半に引いても何かしらの役割があるカード」が望ましい

▲ ETBでリソースが取れるので、後半でも役割がある
- ただし、例外的なケースもあって「後半のカードにゲームを決め得るほどの圧倒的パワーがある時」や「ドローソースが何枚か入ってる時」なら”壁にしかならない軽量生物”の投入も許容されなくもない
原根
「その辺はちょっと慣れてくしかない」「『こういう時は入れてもいい、こういう時は入れてもダメ』…みたいな」
「結構ここら辺は繊細なんだよね、ちょっとした噛み合いで受かったり受からなかったりするから」
※デッキのプレイアブルカードが足りない時はどうするべきか?
- スペル枠が23枚全てプレイアブルで埋まってれば問題ないが、21枚しかプレイアブルなスペルが無い時などは判断が分かれる
- 足りないスペル枠を「主に壁として使う2/2/1バニラなどの序盤に役割が偏ったカード」で補うか、それとも「後半にバリューが出る重いカード」を入れるかは悩ましい所
原根
「(どっちが良いかは)環境と、デッキのバランスに寄る」
「その時点でどれくらい重いカードが入ってるのかとか、環境的にアグロが強いのかとか」
「ここはもう、ケースバイケースで判断するしかないんで」
「ただ、多色はやらないと一生慣れない」
※タッチに値するレアかどうか、冷静に見極めるべし
コメント
「多色にするだけのバリューがあるカードかの判断も大事ですね」
原根
「あぁ、そうだね」
「《大牙勢団の総長、脂牙》もレアって言っちゃう人、居るからね」
「『レアだからタッチしたい』とか言って、いや…バニラやん」
「実態を見ない人が結構居る、レアリティだけで…『レアだから入れたい』とか」
「(レアを)ドライに見れるかだね、『このカード勝利貢献率これくらいだな~』とか」
「多色は基本、夢追い続けると3-3くらいで終了する」
「ちゃんとシャープにまとめるとか、バランスが必要になってくる」

▲ レアではあるが、デッキ次第ではただのバニラでしかない
※2色に纏めるか、多色化するかを”同時に並行して検討”すべし
- 言うまでもなく2色デッキの方が安定はするが、かと言って無理やり2色に纏めてしまうとむしろ勝率が低下するだけ
- 初めから2色に絞るのではなく、多色化の可能性も同時に考慮する方がベネ
コメント
「リミテならまず2色で纏まるか検討してから」
原根
「『2色で纏まるか』っていうのもまた微妙な所だけどね」
「『2色で纏まりそうだから、いいや』じゃなくて(多色化の可能性も)一緒に考えた方が良い、基本」
⇐=To Be Continued
※リミテで勝てない人、必見!!
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