テクニック的な「鳳翼扇のブロッキングは暗転後猶予何フレで~」とかそういう話はありません
単純に、動画として流行った理由をちょっと考えてみました
あんまりたいしたことは書いてません



2D格ゲーマーなら知らない人はいないんじゃないかというくらい
あまりにも有名な『背水の逆転劇(レッツゴージャスティン!)
有名すぎるのか、多分格ゲーとか一切関係ないアニメ?か何かにもパロられるわ
公式側が取り入れて「3rdOE」のトライアルの最終ミッションにもなるわで
何回見てもただただホントに凄いなぁと思います

背水の逆転劇がここまで人気になったのには、奇跡というかラッキーがあると考えました
(もちろん、メチャ凄いことをやってのけてますし、格ゲー界でウメハラさんの知名度が明らかに飛びぬけてるからとかそういう要因もあるとは思いますが)

ラッキー1.『ケンvs春麗』という誰もが知るスト2キャラ同士の対戦だったこと

ぶっちゃけ、初代スト2キャラとスト3キャラじゃ知名度に雲泥の差がありますから
もしも、ウメハラ:トゥエルブvsジャスティン:オロの試合だったとして
オロが削り目的で打ってきた夜行大魂(元気玉)を、トゥエルブが全ブロして大逆転勝利を決めてもここまでの再生回数にはならなかったんじゃないかなと思います。もちろんそれはそれで十分スゴイですが…

そんだけ、スト2キャラっていうことのアドバンテージは大きいのかなーと

それに、大会ですから他のキャラが勝ちあがってきててもおかしくないわけで…
(そもそもケンと春麗自体が今では3強のうちの2人ではありますが)

再生回数の多い動画が投稿されたのが2007~8年くらい、スト3キャラがスパ4に登場したのが2010年以降なので
ダッドリー、ユン、ヤンあたりが動画に出てたとしても当時は「誰だこれ?」ってなってたのかも

ラッキー2.開催地が『海外

これはもう見たまんまというか、まぁ~観客のリアクションがデカい
「よく分からんがメチャクチャ凄いことが起きている!」と
何も知らない人に思わせるには十分すぎるほど…
日本で開催したらここまでのテンションではしゃぐ観客はいなかったんじゃないかと
動画の代名詞ともいえる「レッツゴージャスティン!」とか
フィニッシュヒムジャスティン!」(=とどめを刺せ、ジャスティン!)とか
日本だとまず出なかった名台詞でしょう


こっちの動画だと画面固定で
「観客がスクリーンを隠すほどのスタンディングオベーション」
⇒「『画面が見えないから座れ』とジェスチャーする最前列の人」が映ってますが
これも会場の熱狂、興奮具合を見て取れる良い映像だと思いました

スタンディングオベーションなんだけど、逆光で観客のシルエットしか映らないのも印象深い

何が言いたかったかっていうと、背水の逆転劇は2つのラッキーがあって
「みんなが知ってて」「何が起こってるか分からないけど凄いのは分かる」からここまで人気になったんじゃないかな?と考えた…ということです

もっと細かいこというと何かやたらに空耳が多いし、PAも知らない人からすればただの挑発にしか見えないとか、そういうところも動画的にネタになったっぽいですが






っていう普通に考えて、人気になる条件としてこんなもん当たり前ですね…
ヨーヨーとかルービックキューブとか他に何でも当てはまるし

まぁ、本人は自身の著書で『それほど重要な試合ではない。』としてますが
それでもウメハラさんは凄いってことで
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